洗剤の違いや特徴が分かる表示の見方

意外とわかっていない洗剤の正しい使用法

洗剤のパッケージにはしっかりと色々な表示がされています。
しかし、その表示の意味を正しく理解できている人はあまりいません。

この表示を正しく理解しておかないと使用方法を間違えてしまう原因にもなってしまいます。
万が一使用方法を誤ってしまうとトラブルの原因となりますから正しく理解をしておきましょう。

品名による違い

まず、洗剤といっても色々な名前があります。
そしてその名前によって成分や落とすことのできる汚れの種類が違ってくるのです。

一般的に洗剤といわれるものには、合成洗剤、石けん、漂白剤、クレンザーといった種類があります。
そのため、商品名とは別に品名という欄にこのような種類の名前が明記されており、それによって何に使う洗剤であるかを理解することができるのです。

用途を読んで適した使用場所に

品名によってどのような洗剤であるのかということが理解できますが、より正確に洗剤の使用方法を理解することができる項目が用途です。
この用途のところでどのような場所に使うことができるのかということが書かれています。
例えば、洗濯用洗剤の場合には用途の欄にどういった繊維のものに使うことができるのかが書かれていますし、トイレ用洗剤の場合にはトイレの中でもどの場所に使用ができるのか、具体的に便座や便器の縁、床、というように使用できる場所が明記されているのです。

また、便利なことに用途だけでなく使ってはいけない部分についても記載がされています。
そのため洗剤の用途のところを確認しておけば正しく洗剤を使用することができるのです。

成分表示を確認することも必要です

洗剤の品名によって成分の書き方は違ってきます。
合成洗剤の場合、界面活性剤について含まれている量と３パーセント以上含まれている種類の名称を書く必要があります。
３パーセント以上含まれている界面活性剤がないという場合、最も多いものの名称を書くことが必要です。

界面活性剤には含有量と種類が記載されています。
それ以外にも主な働きをする成分の表示が必要です。

他にも確認するべき項目

成分や洗剤の名称、用途がわかれば洗剤の使用方法は理解できます。
しかし、それ以外にも一度に使用するべき量や使用上の注意点については確認が必要です。

使用量は適切な量を使わなければ汚れが落ちないこともありますし、逆に使用する場所を傷めてしまう可能性もあります。
また、あまり多く使ってしまうと無駄遣いをしてしまうことにもなりますから注意をしましょう。

使用上の注意についてはよく確認が必要です。
他の洗剤と混ぜるといけないということ、換気をしておかないと気分が悪くなること、などが書かれていることが多くこれらは特に注意が必要な項目です。